こんにちは!楽譜はすべてiPad Proで見ているひろせめぐみです。
ついに発売日が発表されました!電子楽譜専用端末「GVIDO(グイド)」
なんと、A4サイズが2画面(見開きA3)の端末です!発売日は2017年10月10日。
私は今、iPad Proで楽譜を見ていますが、このGVIDOもずっと気になっていたのです。
実は、昨年はGVIDOかiPad Proかずっと迷っていたんですが、私はiPad Proで楽譜を見ることにしました。
今回は、ユーザーの立場からGVIDOとiPad Proの比較をしてみました。また、どうして私がiPad Proを選んだのかも書きましたよー!
GVIDOとは?
GVIDOは、A4サイズ2画面の電子楽譜専用の端末です!
こちらは、GVIDOの紹介動画。
これは魅力ですよね〜!本当に紙の楽譜みたい。
GVIDOは、この端末の販売だけではなくて、専用の楽譜ショップ「GVIDOストア」や、インターネット上の楽譜保管庫「My Library(マイライブラリー)」というサービスも行うそうです。
もう電子楽譜にねらいを定めてグイグイ攻めている、今勢いのあるサービスなんですよ!
iPad Proとは?
iPad Proはタブレットです。この記事でもiPad Proの記事をいろいろ書いています。
iPad Proは電子楽譜専用の端末ではありませんが、電子楽譜を見るのにも充分すぎるほど使えます!
一番大きい12.9インチがオススメです。詳しくはこちらの記事をどうぞ。 こんにちは!楽譜は全てiPadで見ています ひろせめぐみ( @megmeg0001)です。 先日「[電子楽譜]いつも重たい楽譜をせっせと持ち歩いているあなたへ今すぐ楽譜を電子化した方がいい6つの理由」 ...
楽譜用のiPadはどう選ぶ?12.9インチのiPad Proを迷わずオススメする理由。
仕様
GVIDOとiPad Pro(12.9インチ2017年WiFiモデル)を細かく比較してみました。
GVIDO | iPad Pro12.9インチ(2017年WiFiモデル) | |
重さ | 660g | 677g |
幅 | 482mm(開いた状態) | 220.6mm |
高さ | 310mm | 305.7mm |
厚さ | 6.05mm(開いた状態) | 6.9mm |
画面サイズ | 13.3インチ×2画面 | 12.9インチ |
容量 | 8GB | 64GB・256GB・512GB |
バッテリー | 3時間充電で3日間使用可能 | 最大10時間 |
書き込み | 可能(専用スタイラス) | 可能 |
譜めくりペダル | 可能(専用ペダル) | 可能 |
スキャン機能 | なし | あり |
この表をつくって感じたことをまとめてみました!
重さ
GVIDO…660g iPad Pro…677g
ほとんど変わりません!これより重たくなったら、気軽に持ち運べなくなっちゃうね。
GVIDOは2画面なのに、この軽さまでにおさえたのが本当にすごいと思う…!
大きさ
どちらもほぼA4サイズですが、何よりGVIDOは2画面というのがいいですね!
厚さはほぼ変わらないので、GVIDOを閉じた状態で持ち運ぶことを考えるとiPad Proを2台持ち歩くイメージだと思います。
ケースをつけたら、運ぶときはちょっとだけかさばっちゃうかもしれませんね。
容量
GVIDOの容量は8GB。
「4000ファイル楽譜が入ります」って書いてあるけど、私はすでに7000ファイルの楽譜を入れているので、この時点でもう容量が足りるか心配になってしまいました。
私のiPad Proは128GBなので、8GBはものすごく容量が小さく感じます。
クラウドという、インターネット上のスペースに保管したり、microSDカードで容量を増やしたりできるらしいけど、iPad Proの大容量に慣れてしまったら、私はこれらの作業すら面倒に感じてしまいました。
でも、取り扱う楽譜がそんなにたくさんではない人やマメな人は、端末の容量が8GBでも充分と思います!
iPad Proに楽譜を入れるとき、かなり画質を落として入れているからかもしれません。
GVIDOの場合楽譜だけなら8GBでも充分かもしれませんね。
書き込み・譜めくり
GVIDOは、付属で専用のスタイラスペン、別売りで譜めくりペダルがあります。
iPad Proにも、Apple Pencil(アップルペンシル)というスタイラスと、譜めくりペダルがあります。
もう、この2つの機能は電子楽譜には必須ですね!
スキャン
GVIDOにはカメラがついていないようです。なので、紙の楽譜を電子化するのにはスキャナーが必要です。
iPad Proはカメラがありますし、スキャン専用のアプリを使えばiPad Proだけで紙の楽譜を電子化できます。
これは、私にとってかなり大きいんですね。なぜかというと、ズボラな私は「これ、後でスキャナーで電子化しよう〜」って楽譜がどんどんたまっていってしまうのですよ。
スキャナーを使う作業は家でしかできないし、こういうモバイルスキャナーも売ってるけど、かさばって持ち歩かなくなりそうです。
私はスキャナーは使わずiPad Proのみで「紙の楽譜を見たら即スキャン!」を合言葉に、いつでもどこでもスキャンしています。
iPad Proだけで紙の楽譜を電子化する方法は、こちらの記事に詳しく書きました。 こんにちは!Apple製品大好きなうたごえ伴奏ピアニスト・音楽療法士の ひろせめぐみ( @megmeg0001)です。 2013年から電子楽譜を気に入って使っています♪もう快適過ぎて紙の楽譜には戻れま ...
[徹底解説]iPadのスキャンアプリで紙の楽譜を電子化(PDF)する方法。スキャナーは不要です!
目への負担
GVIDOは、反射に強くて見やすい画面だそうです。目に優しい画面らしく、こればっかりは実際に見てみないとわかりませんね。
iPad Proは、やはり目が疲れるなあという印象はぬぐえません。
ちなみに、iPadにはNight Shift(ナイトシフト)という機能があって、これを使えば目が少し楽にはなります。 こんにちは!楽譜はすべてiPadで見ている ひろせめぐみ( @megmeg0001)です。 楽譜を見るデバイスはiPad Pro12.9インチ、アプリはPiascore(ピアスコア)を使っています。 ...
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気になるお値段は?
さあ、GVIDOの電子楽譜専用端末。気になるのはお値段ですよね!
GVIDOの公式ホームページで2017年9月12日に発表された情報だと、18万円(税抜)だそうです。
わー!これ、なかなかのお値段ですよね。これは、ちょっと買えそうにありません(しくしく)
本来なら、身銭を切ってレポートをこのブログに書きたいところですが、う〜んさすがに無理です。
ちなみにiPad Pro12.9インチ(2017年WiFiモデル)のお値段は、
- 64GB…86,400円(税別)
- 256GB…103,800円(税別)
- 512GB…125,800円(税別)
です。
アクセサリーを比較
GVIDOとiPad Pro、それぞれに必要なアクセサリーについて比較してみました。
スタイラスペン
電子楽譜にも書き込める機能は必須ですね!なんて言ったって楽譜への書き込みは財産です。
GVIDOの専用スタイラスペン
GVIDOは、専用のスタイラスペンが付属しています。
iPad ProのApple Pencil(アップルペンシル)
iPad Proなら、オススメのスタイラスペンは断然Apple Pencil(アップルペンシル)。こちらは別売りです。
Apple Pencil(アップルペンシル)のレビューも書いています。
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こんにちは!楽譜はすべてiPad Proで見ていますひろせめぐみ( @megmeg0001)です。 iPad Proを買った方、これから買う方は一度は考えたことがあると思います。 めぐ Apple P ...
譜めくりペダル
楽譜をめくるのは指でもできるけど、両手を使う楽器はこの譜めくりペダルは必須です!
GVIDOの専用ペダル
GVIDOの専用ペダルは別売りです。お値段は30,000円(税別)
いろんな端末で使えるペダル
私が使っている譜めくりペダル「Air Turn PED pro(エアターンプロ)」は、iPadだけでなく、パソコンでも(WindowsもMacも)使えます。お値段は9,000円(税別)
カバー
大事な端末。カバーをつけてあげると安心ですね!
GVIDOの純正カバー
GVIDOから専用のカバーがでています。お値段は30,000円(税別)
iPad Proはカバーが豊富
iPad Proは、たくさんカバーが出ていますのでお好みで。1,000円台からありますよ。
ちなみに私がメインで使っているカバーはこれです。
結局どちらがいいのか?
同じ電子楽譜を見る端末でも、それぞれ特徴があって全然違いますね。それぞれ「こんな人が合うんじゃないかな?」というのを考えてみましたよ!
GVIDOが合うのはこんな人
なんと言っても2画面が最大の魅力です。一回で多くの情報を目にすることができるので、クラシックのピアニストやオーケストラの指揮者などはGVIDOの方が良さそうです。
あとは、電子楽譜専用端末なので電子機器は楽譜にしか使わないよ〜!って方もいいですね。
iPad Proが合うのはこんな人
1画面なので、楽譜が1枚で完結するものを多く取り扱う方。例えば私のようにうたごえ(=生の伴奏でみんなで歌う)の伴奏をするのには楽譜はほとんど1画面で済みます。
メロディとコードしか書いていない楽譜だからね。
また、電子楽譜以外の用途にも使えるので、タブレットとしても活躍させたい人はiPad Proを選ぶと一石二鳥どころか、使い方次第で三鳥にも四鳥にもなります。
私は、iPad Proで電子楽譜以外にも、書類の作成や管理、インターネットで調べもの、このブログの更新、SNS、読書、映画鑑賞、写真の管理などに使っています。
私がiPad Proを選んだ理由
どうして私はiPad Proを選んだのかというと、いくつか理由があります。
- お値段がiPad Proの方がお求めやすかった。
- 職業柄、一画面でも不便は全くない。
- せっかく買うなら楽譜以外の機能も使いたい。
- これからずっと使いたので容量は大きい方が安心。
- その場でスキャンできる機能は欲しい。
とはいえ、GVIDOもとても興味があるので情報は常にチェックしようと思っています。
まとめ
今回はGVIDOとiPad Proの比較をしてみました。
2画面電子楽譜専用端末「GVIDO」は、10月10日(火)に発売ですが、9月17日(日)から銀座山野楽器で展示をしているそうです。
なので、今度は実際に手にとってみて、使った感じやスタイラスペンの書き味、画面の見やすさなど、レポート記事をこのブログに書きたいと考えています!楽しみ〜♪
(追記)展示初日に行って来ました!GVIDOを実際に見て触ってわかったことを全力でレポートしました。 こんにちは!楽譜はすべてiPad Proで見ています、ひろせめぐみ( @megmeg0001) です。 2017年10月10日に発売する、電子楽譜専用端末「GVIDO(グイド)」 まだ実物を見たことな ...
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