こんにちは!うたごえ伴奏ピアニスト・音楽療法士の ひろせめぐみ( @megmeg0001)です。
地域で歌声喫茶を実践されている方、会場の配置はどうされていますか?
公民館や団地の集会所など、長机とイスがある会場を使うことが多いと思います。プロジェクターで歌詞を投影している所は、スクリーンも必要ですね!
この記事では、今まで私が経験した会場の配置を4つに分類してみました。
この記事で出てくる物は、この3つです!
そして、これらが今まで経験した会場の配置一覧です。
- 教室型
- セミナー型
- コの字型
- 島型
どんな特徴があるのか、それぞれ語っていきますよー!
❶ 教室型
机を使わず、イスのみ前を向けて並べる配置です。
行政や企業の依頼で単発の講座として行う時、この配置が多いです!
机を使わないので、限られたスペースで最も多くの方に参加していただくことができる配置です。
一見良さそうな方法なのですが欠点があって、参加した方同士のコミュニケーションがとりづらいんです。
隣の方としかお話できないし、お互いに顔を合わせることもないので、来た方同士が交流していくという昔ながらのうたごえ喫茶のような良さがいきづらいんですよね。
あとは、机がないので飲み物を置けないし、リクエストを書くスペースもありません。(膝の上で書けないことはないけど書きづらい)
ただ、リクエスト形式ではない単発の講座だったりした時は、多くの方に参加いただけるこの方法は最適だと思っています。
❷ セミナー型
①の教室型に机を足した配置です。
カルチャーセンターの単発講座で、一回この形を経験しました。
①と違うのは、机があるので飲み物を置いたりリクエストを書いたりできるスペースがあることですね!
ただ、この方法もやはり隣の方とぐらいしかコミュニケーションがとれません。
あと机がたくさん必要なので、意外と人数が入りません。
❸ コの字型
会議のように、机をコの字に並べた方法です。
実は私、一番最初はこの方法を採用していました!
来た方同士、コミュニケーションとって顔を見合わせながら歌えたらいいなーと思っていたからです。
ただ、参加者が10名程までは良かったのですが、人数が増えたらスペースが足らなくなりました。
あとは、当時は歌詞を見るツールとして歌集を使っていたのでこの配置でも良かったんですね。
プロジェクターに切り替える時、プロジェクターはみんな前を見ないと歌えない方法なので、この配置は向かないとわかりました。
歌集→プロジェクターに切り替えるタイミングで、室内配置も次の④に変えました。
歌集の特徴は、どの方向を向いていても参加できることなんですよね。このことについては、こちらの記事に詳しく書いています。
[地域での歌声喫茶]歌詞はどうする?歌詞幕・歌集・プロジェクター 全部がっつり経験したのでそれぞれ語るよ!
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❹ 島型
今、私が採用している方法はこの島型です!
うたごえファンの方が主催する地域のうたごえは、大体この配置が多いですね!
今までの配置の欠点を補えるのが、この島型配置です。
- 机があるから飲み物も置けるしリクエストも書きやすい
- 同じテーブルで相席になった人とコミュニケーションがとれる
- 机を最小限にすればある程度人数も入る
- みんな前を向いているので、プロジェクターで歌詞を映していてもスクリーンが見やすい
欠点は、①の教室型と比べると人数が入らないことかな。でもその欠点を補えるくらいこの方法は気に入っています!
まとめ
今回は、地域のうたごえにおける会場の配置についてまとめてみました!それぞれの現場の目的に合わせてアレンジしてみると良いと思います。
私が今採用している方法は、④の島型か①の教室型です。
継続して開催していくうたごえの場は④ですね。
単発の講座は、主催者様の希望もありますが、少しでも多くの方が参加できるように①を採用しています。
単発だと、リクエスト形式にしないでこちらでプログラムを決めて行うことが多いので、机がなくてもそんなに気にならないんです。
会場の配置で雰囲気などがらっと変わるので、いろいろ試して一番いい方法を探してみてくださいね!
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