こんにちは!うたごえ伴奏ピアニスト・音楽療法士の ひろせめぐみ( @megmeg0001)です。
ある日、うたごえの先輩ピアニストに「どうやって伴奏をつくっているのですか?」と聞いたら「え?いや…何となく感覚だよ!」と返されてしまった、ひろせめぐみです。
プロフィールを見ていただいた方はご存じと思いますが、私は凡人です。感覚で音楽をつくっていくタイプではありません。もう〜苦悩の日々です(笑)
でも凡人の私は、自分がどうやって伴奏をつくっているのかを言葉で説明することができます。
悩んでいた過去の自分が「それ早く知りたかった!」と思ったことを中心に、うたごえ伴奏法の記事を書いています。
今回は、うたごえ伴奏法の基本になる考え方、うたごえ伴奏の組み立て方の紹介です!
うたごえの伴奏の組み立て方
まずは、こちらの記事を読まれていない方は、先にご覧になってください。 こんにちは!分析することが好きな、うたごえ伴奏ピアニスト・音楽療法士の ひろせめぐみ( @megmeg0001)です。 歌声喫茶ともしびをはじめ、様々な地域のうたごえの場で月20〜25回はピアノ伴奏を ...[初心者向け]うたごえ伴奏のつくり方 まずは構造を分解してみるよ!
- ベース
- 和音
- 飾り
今回は、この要素を「どう組み立てるか」という話です。 うたごえの伴奏を組み立てるためのキーワードは2つあります。
- コード
- リズム
です。
ひとつづつ説明していきますね!
コード
うたごえ伴奏を構成する3要素のうち「ベース」「和音」を使います。
下の楽譜を見てください。Cと書いていますね。これは、ベースは「ド」で、その上に重ねる和音は「ドミソ」ということを表しています。
これに関しては、あまり難しく考えず「そういうことなんだ!」と思ってくださいね。
リズム
うたごえ伴奏を構成する3要素のうち「ベース」「和音」を使います。このベースと和音を、時間的にどう鳴らすかで伴奏のリズムをつくります。 例えばこんなリズム。
コードの音は同じでも、リズムを変えると雰囲気も変わりますね!
リズムのパターンがこれで2つになりました。
うたごえの伴奏はかけ算
前項の例で、リズムパターンを2つ紹介しました。 では、リズムパターンは同じでコードを変えてみましょう。今度はG7というコードです。
G7でこのリズムも弾いてみますよ。
ここまで見てきた例で
- リズム → 2つ
- コード → 2つ
のパターンを知るだけで、なんと使える引き出しが4つもできました!!
つまり、こういうことなんです。
この図の通りなのですが、
かけ算で増やせるなんてすごく効率がいいですよね!(好きな言葉は「合理的」です)
うたごえの伴奏をはじめた方は、とにかくリズム・コードのパターンをどんどん覚えて増やしていくことが大事です。
この方法で伴奏をつくると、再現性があるので1曲仕上げる練習時間がだんだん短くなります。
これが、最速でうたごえ伴奏が完成する、めぐ流うたごえ伴奏法です。
私がクラシックピアノが続かなかったワケ
余談ですが、一時期クラシックピアノにも挑戦していました。
クラシックは、すべての音を楽譜通りに弾かなければなりません。 1小節づつ練習してつなげていく。
これは「足し算方式」になりますね。
どうも私は根気がないみたいで、途中で飽きたりして(←飽き性です)、なかなか一曲仕上げることができませんでした。
飽き性でズボラな私には、うたごえ伴奏のようにコードで弾く方が向いているのかもしれません。
まとめ
今回は、私のうたごえ伴奏の組み立て方をご紹介しました。 繰り返しになりますが、リズム・コードのパターンをどんどん覚えて増やしていくこと。これは財産になりますよ!
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