【腱鞘炎体験記2】注射は痛い？3つの治療・対処法から注射を選んだら再発した話

こんにちは！過去にひどい腱鞘炎に悩まされた、ピアニストのひろせめぐみ（ @megmeg0001） です。

めぐ

私の経験が誰かの役に立てばいいなと思って、シリーズとして記事を書いています。

前回の記事で、腱鞘炎の「ドケルバン病」と診断された話を書きました。

今回は、腱鞘炎の3つの治療法、そして治療している間のドタバタっぷりを書きたいと思います。

腱鞘炎の治療法は3つ

腱鞘炎の治療法は、大きく分けて3つあるそうです。

それぞれ説明しますね！

自然治癒力で治す

腱鞘炎になっている部分を動かさないで安静にします。動きを制限するためにサポーターやテーピングをすることもあります。

自然治癒力で炎症が起きている部分を治す治療法です。

注射

腱鞘炎に効くステロイドの注射をうちます。すぐに痛みが引くため、即効性のある治療と言われています。

手術

手術で治す方法もあるそうです。私は手術は失敗のリスクとか考えたら怖いので、この方法は最初から眼中にありませんでした。

病院をはしご

最初に腱鞘炎になった時は右手首だったのですが、朝起きたら「なんか手首に違和感があるなー」という感じでした。

寝違えたかなと思っていましたが、数日でズキズキと痛みを感じ、親指の動きがカクカクと引っかかるような感じを覚えました。

「やばい！腱鞘炎だ！」と思い、整形外科へ。

まずは整形外科へ

湿布と手首のサポーターを出され「しばらく様子を見ましょう」とのこと。

めぐ

様子を見ましょうって…いや、明日も仕事あるし！この痛みどうしたらいいの～！

すぐに先輩ピアニストに相談し、痛みが速攻でなくなる注射があることを教えてもらいました。

すぐ病院に予約をし、注射を打つことに。

手の外科で注射

「注射かー。針痛そうだな。やだなー」なんて思っていましたが、ネットで調べると「注射は腱鞘炎の痛みはすぐになくなるし、ドタバタするより早く注射を打った方がいい」という話もありました。

正直、そんなに簡単なことで治療できるんだーという印象でした。

教えてもらった病院へ、ドキドキしながら向かいました。

注射は、問診・注射含め、ほんの数分で終了。「え？これだけ？」って位。

注射は、もちろん針の痛みはありましたよ。でも注射した5分後くらいから

めぐ

痛あぁぁぁーー！！！

手首～腕で痛みが暴れました。

炎症を起こしている所に薬を直接入れているから、そうなりますよね。

でもこんな痛いなら教えてよー！！！

注射その後

その時はあまりにも痛くて、右手首をかばいながら帰りの電車にのりました。

歯をくいしばって手首をかばっていたら、優しいお姉さんが席を譲ってくれました。

めぐ

本当に助かりました。ありがとうございます。

痛みのあまり、着替えもできないままその日が終わります。

注射の痛みは20時間程続きましたが、その後はスーっと痛みが引いていきました。

痛みがある時は、不安で病院に電話したり先輩に聞いたりしていましたが、痛みがなくなって良かったー！

注射の注意点

人によるのかもしれませんが、私は、注射した後しばらく腱鞘炎以上の痛みがありました。なので、もし注射打つなら次の日は仕事休みの日の方がいいです。

私も、次の日が偶然休みだったので、本当に良かったです。

でも、喜んだのもつかの間。

数ヶ月後には、今度は左手首が腱鞘炎になりました。

左手にも注射

左手も腱鞘炎になりましたが「注射でよくなるからー」と割と余裕で構えていました。

すぐに左手首にも注射を打ち、注射の効果で痛みもなくなりました。

これにて一件落着と思っていましたが、本当の戦いはここから始まったのです。

さらに数ヶ月、今度は手首が両方同時に痛むようになりました。

両手同時に再び腱鞘炎になる

右手も左手も、注射で治ったとばかり思っていました。

いや治っていたのかもしれません。私が注射後も変わらないペースでピアノを弾き続けていたから、再発したのでしょう。

注射は私にとって対処療法だった

また注射を打とうかと思いましたが、注射は打ちすぎると良くないとの情報がありました。

また手術は失敗のリスクもあるそうです。

それは怖い。

注射を打っても痛くなったことを考えると、注射はその時の痛みを取る対処療法に近いのかなと感じました。

腱鞘炎になった原因を知ってそれを変えないと、根本的な解決にはなっていないのではとも思いました。

仕事を辞めるわけにはいきません。

腱鞘炎になってしまった原因の究明と、自然治癒力が充分にいきるような習慣を心がけるようにしました。

まとめ

自然治癒力を信じて、自分にできることはすべてした結果、注射をせずとも自然治癒力のみで痛みをなくすことができました！

手首に優しい生活を心がけているので、これからはひどい腱鞘炎になることはないと思っています。

次回から、具体的にどのような習慣を取り入れて治していったか書いていきます。

次の記事はこちらです。