こんにちは!うたごえ伴奏ピアニスト・音楽療法士の ひろせめぐみ( @megmeg0001) です。
地域や福祉の場で歌声喫茶を実践されている方、歌詞はどのように準備されていますか??
私はプロジェクターで歌詞を投影する方法がとっても気に入って採用しています。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
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この記事を読まれた読者の方から「プロジェクターの選び方を教えてください!」との質問がありました。
私ではお答えできなかったので、いつも私のプロジェクター関係の機材を選んでくださる吉原秀光さんに、うたごえ用のプロジェクターの選び方・買い方を教えてもらいました!
読者の方とシェアしたいと思い、質問の答えを記事にしてみましたよー!参考になれば幸いです。
うたごえ用のプロジェクターの選び方
プロジェクターの選び方をまずは教えてもらいました。
明るさは?
明るさは、最低2500lm(ルーメン)以上。理想は3000lm以上だそうです。
Amazonなどで調べると、手のひらサイズのプロジェクターや、超小型のプロジェクターがありますが、大きさだけで選ばないようにしてください!
私も経験があるのですが、明るさが足りないプロジェクターはとにかく見えづらいです!
歌詞が見やすいようにプロジェクターにするのに、歌詞が見えづらかったら本末転倒ですよね。
有線か無線か
ケーブルを使わずWiFiでデータを飛ばせるプロジェクターもありますが、この方法はオススメしないそうです。
新しい方式だからかまだ不安定らしいです。画面の切り替えの時(例えば歌の1番2番の間とか)ちょっと遅れるそう。
歌詞のスライド切り替えが遅れるのは、歌っている人はストレスですねー。有線のプロジェクターが良さそうです。
必ずケーブル類も買うようにしましょう!(ケーブルについてはまた後で書きます)
大きさは状況に合わせて
ネットで見るとわかりますが、大きさはいろいろあります。
多機能な物が大きかったり、小さくても高機能だったり(←でも高い)いろいろあるので、それぞれの状況と予算に合わせて選ぶと良さそうですね。
私の場合ですが、
- 歌詞を投影できる機能があればそれで良し。映画とか見たりしない。
- 電車移動なのでできるだけ小型!
- 可能な限りお安く手に入れたい。
という基準で選んでもらってます。もちろん、明るさ基準を満たした有線のプロジェクターですよー!
どこで買ったらいいの?
プロジェクターの買い方も教えてもらいましたよー!
新品で買うなら
新品で買うなら、安くても5万円程の予算は必要だそうです。
新品で買う方のためにオススメのサイトを教えていただきました。
中古で買うなら
中古で買うなら、ネットオークションがオススメだそうです。
中古では、ヤフーオークションから買っているそう。
こちらです→ヤフオク! - 「プロジェクター」の検索結果
[aside type="warning"]中古の場合、使用時間は必ずチェック!あまりにも長時間使っているプロジェクターはランプ切れなどのリスクがあるそうです。[/st-mybox]
コストパフォーマンスがいいのは?
新品と中古、コストパフォーマンスで言えばどちらのほうが良いでしょうか?
歌詞を投影するだけだったら、中古の方がコストパフォーマンスは良いそうです。
そして、オークションはご縁とタイミングが命。良いプロジェクターを安く買いたかったら、ちょくちょくヤフオクのサイトを見ておきましょう。
公共施設などで使われていたプロジェクターは、あまり使われてなくても「買って○年経ったから買い換え時期」となるそうで、中古でもいいプロジェクターがバーっと出る時があるそうです。
プロジェクター以外に必要な付属品
ここからは、プロジェクター以外に必要な付属品を紹介しますね!
パソコンとプロジェクターをつなぐケーブル
パソコンとプロジェクターは、ケーブルでつなぎましょう!実は2種類あるんですよ。
RGBケーブル
ピンがたくさんついている、こういうケーブルを見たことがある方もいらっしゃると思います。
これはいわゆるアナログで映像を送るケーブルらしく、音声は送れません。
でも音は必要ないし、映像も綺麗な写真や映画を見るわけじゃないから、私はこのRGBケーブルを使っています。
ケーブルの長さもいろいろあって、1m、5m、10mを持っています。
HDMIケーブル
RGBケーブルよりもちょっと小型のケーブルです。
こちらは、映像も音声も送れるケーブルだそうです。長さもいろいろありますよ!
私はまだ使ったことはありませんが、今のケーブルが使えなくなったらこちらに切り替えてもいいかなーと思っています。
変換アダプタ
私は、ノートパソコンのMacBookかMacBookAirから映像を送っています。
例えば、MacBookは外部と接続するには、USB-Cという小さな小さな差込口しかありません。
このUSB-CとRGBケーブルやHDMIケーブルを変換するために、専用の変換アダプタがあります。
私が使っているのはこれ。
USB-C → RGB+USB+USB-C(電源供給用)
という変換アダプターです。
今は、Appleじゃない変換プラグも出ているので、いろいろ探して見るといいと思います。
[aside type="warning"]MacBookの場合は、差込むところがUSB-Cの一つしかありません!電源を供給しつつ映像に変換できるアダプタを買いましょう。
うたごえの場合は2〜3時間連続で使うことも多いので、電源をつないでおけるようにしないとパソコンのバッテリーが切れてしまいます。[/st-mybox]
また、iPadやiPhoneから変換できるものもありますよ!
iPadやiPhoneの差込口は、Lightning(ライトニング)と言います。
Lightning → RGBケーブルの変換アダプタはこちら。
Lightning → HDMIケーブルの変換アダプタはこちら。
変換アダプタは、出力するものがどんなパソコンかで変わってきます。ここで紹介したものがすべてではありません。買うときは充分気をつけてくださいね!
出力するパソコン差し込むプラグ(わからない人は詳しい人に聞きましょう)
↓
使うケーブル(RGBかHDMI)
で選んでください。
養生テープ
養生テープを忘れずに買っておきましょう!
パソコンやプロジェクター周りがケーブルだらけになるので、これは必須です!
ケーブルにつまずく方がいないように、養生テープで貼ってしまいましょう。
プロジェクターを使わない方法もあります
吉原さんから、プロジェクターを使わない裏技を教えてもらいました!
パソコンからプロジェクターに繋がないで、テレビモニターに直接繋ぐという方法です。
テレビにも、RGBやHDMIが繋げるところがあります。
この方法ならプロジェクターもいらないし、持ち物はパソコンとケーブル、変換アダプタだけでいいですね。
高齢者施設などは施設に大きなテレビがあるし、少人数のところではこの方法は有効だそうです!
まとめ
今回は、プロジェクターの選び方・買い方と周辺機器についてまとめてみました!
プロジェクターをはじめて導入するときは、わからないことだらけだと思います。初めての方でも不安なく導入できるように、なるべく噛み砕いてこのブログに記事にしていきますね。
私が普段どんなアイテムを使っているかはこちらにまとめていますので、ぜひご覧になってみてください。
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