こんにちは!うたごえ伴奏ピアニスト・音楽療法士の ひろせめぐみ( @megmeg0001) です。
私は、2012年から地域で歌声喫茶コミュニティを運営したり、依頼を受けて出演をしています。
歌声喫茶コミュニティをつくって運営していくにあたって、読者の方から質問をいただくことがあるんですね。
今回はこの質問にお応えしたいと思います!
私も、出張歌声サロンを開き、地域の方に喜んで頂きたいのですが、主催者さんや行政には、どのように働きかけられたのでしょうか?
もし、PRチラシや営業ツールなどがあれば、差し支えなければ教えて頂けませんでしょうか?
この記事では、私の事例から地域や行政から歌声喫茶イベントを依頼されるようになるための手順と、効果があった営業ツールをご紹介しますね!
歌声喫茶開催の二つの形
まず、地域での歌声喫茶の開催には二つの形があることを知っておきましょう。
<ol><li>主催・出演を全部自分たちで行う</li>
<li>行政・地域・企業などに依頼されて出演する</li></ol>
今回、この記事で解説するのは②の方です。
座って待っているだけでは出演依頼はされません。
営業しましょう!
営業とは
こんな声が聞こえて来そうです。すごくわかります。
でも大丈夫!今回紹介する方法だと玄関先でつっけんどんに追い返されることはありません!(←私が勝手に持っている営業のイメージ)
私の今までの出演依頼を振り返ると、
- 行政や地域からの依頼…人からの紹介
- 企業からの依頼…インターネット
での依頼が多かったんですね。
今回のテーマは行政や地域から依頼を受けられるようになること。なので、人に紹介してもらえる方法を紹介します。
では、どんな方向性をめざしていけばいいのか。これは大事なのでぜひ覚えておいてください!
思い出してもらえる存在になること
行政や地域の方が「何か地域のためにイベントできないかなー?」と考えた時に、ふっとあなたのことを思い出す。
そんな存在になれるように働きかけていきましょう!
手順
では、ここから手順を踏んで私の事例を紹介していきます!
①自分がどう地域の役に立てるかを短い文にまとめる
まずは、営業の前に地域のために自分が何ができるかをまとめるのが大事です!そうしないと営業できないからね。
なるべく短い言葉だと印象に残りやすいです!どう地域の役に立てるか、しっくりくる言葉を探しましょう。
例えば、
- 歌の会でのピアノ伴奏依頼お受けします
- 地域の方が楽しく歌って集える時間を提供します
などいかがでしょうか。「あー!私も同じだ」って方はパクってもらってOKです。
これから活動を始める方で、迷っている・まだはっきり決まっていない方は、ぼんやりでも自分の思いを文章にしてみるといいです。
例えば、
- 音楽で地域への貢献をめざしています
とか。自分の気持ちの整理にもなりますね。
ちなみに、私の場合は出演メニューは2つあり、このようにまとめています。
健康歌声サロン→音楽療法士が提案する、健康寿命のためのオリジナル音楽プログラム。横浜地域での定期開催の他、出張開催も受けつけています。
②チラシより先に名刺をつくる
自分がどう地域の役に立つかまとめられたら、次は営業ツールをつくります。
チラシ?パンフレット?
いいえ。まず最初につくるのは名刺です!
レイアウトは自由ですが、オススメは表に名前や連絡先、裏には先ほど考えた「自分がどう地域の役に立てるか」を書きます。
私が開催した、歌声喫茶コミュニティ研究会のオフ会、歌声喫茶について語る会Vol.1でも、意外と名刺交換をしている人が少なくて驚きました。
どうして私がチラシやパンフレットよりもまず名刺をオススメするのか、理由を説明しますね!
チラシよりも自然に渡せる
人が集まるところで躍起になってチラシを配っていると売リ込まれている印象ですが、名刺はチラシよりも自然に渡せます。
えいやっ!と思い切って「名刺交換させていただいてもよろしいですか?」と声かけてみましょう!相手の方も大体はこころよく応じてくださいますよ。
「名刺交換させていただいてもよろしいですか?」←私、最初これがスラスラ言えなくて、実は家で練習しました(笑)でも、サラっと言えるようになれば一生使えます!
名刺は簡単には捨てられない
チラシはがんばってつくっても、意外と捨てられてしまいます(泣)でも、名刺はもらった方も保管する方法はたくさんあるし簡単には捨てられないです。
少しでも、相手の方の手元に自分の情報を持っていて欲しいですよね。
③地域の集まりに顔を出す
名刺ができたら地域の集まりに顔を出すことを考えましょう。
そんな方は、区報や区役所のラックにあるチラシをチェックです!
公的機関のこういうチラシラックは、要チェックです!!地域のうたごえの情報があるかもしれないし、地域活動する上でヒントになることや、セミナーのお知らせなど、情報満載ですよー! pic.twitter.com/LoqJI9b4bV
— ひろせめぐみ@歌声喫茶ともしび伴奏ピアニスト (@megmeg0001) 2017年6月18日
そして、思い切って地域のイベントや集まりに参加してみましょう!
営業初心者は、受け入れ体制のある場に参加することからはじめるのが大事です。受け入れ体制のないところにいきなり営業に行くと、自分がくじけます(←経験済み)。
地域の集まりに参加する時は、営業というよりも「地域の方と仲良くなろう」「地域にはどんな課題があるんだろう、そこで歌声喫茶が役に立てることは何だろう」という意識を持つといいです。
グループワークなどで自己紹介する機会があったら、自己紹介の流れで名刺を配りましょう。
さらに、そのイベントの主催者さんと名刺交換できるといいですね。また、行政が主催のイベントも結構あります。
思いが同じところと組む
地域の集まりやイベント、主催の方は「地域を盛り上げたい!」という思いで開催されています。きっとこれを読んでいる方も音楽や歌声喫茶で「地域を盛り上げたい!」という同じ思いをお持ちですよね?
めざすところが同じところと組むのが、地域での歌声喫茶を成功させるコツです。
そして名刺を渡す時に「私が何かお役に立てることがあれば、どうぞお声かけください」と言って渡します。
いやぁ、これも実は最初はスラスラ出て来なかったんですよー(笑)営業って経験がなかったので。
でもこの一言添えるのってけっこう大事だと思っています。
「名刺に書いてあるからわかるでしょ!」と思いがちですが、相手の方も忙しいですからね。意外と名刺も見られないと思ってください。
これを泥くさく続けていきます。あちこち出没してだんだん顔を覚えられたら、あなたのことを思い出してもらえる確率も上がって来ます。
思い出してもらえる存在になれば、行政や地域から出演依頼がくる日も近いですよー!
営業と発信はイコール
営業って発信だと思っています。
「こんな活動がしたいです」「こんなことで地域の役に立てます」って言うの、実はちょっと恥ずかしいのもすごくわかります。。。
謙遜が美徳と言われる日本ですからね。
でも食堂でも「カレーライスください」って言わないと、どんなに食べたくてもカレーライスは出て来ないんです。
自分の向かっていきたい方向をきちんと発信していく。そうすると、あるところでポンポンポン!とチャンスが舞い込んで来ます。
まとめ
今回は、歌声喫茶実践のための営業の記事を書いてみました!
まずは、自分のやりたいことを整理して名刺をつくるところから!ぜひ取り組んでみてくださいね♪