こんにちは!うたごえ伴奏ピアニスト・音楽療法士の ひろせめぐみ( @megmeg0001)です。
音楽療法の現場に5年、うたごえ(=生の伴奏でみんなで歌う)は2012年から、年間250回プログラムをこなしているひろせめぐみが「音楽療法やうたごえの場で使える歌・話題あれこれ12ヶ月」と題して、月ごとに記事にまとめています。
今回は9月編をまとめてみました!季節の話題を中心に、それに関連する曲を紹介しています。
9月はあたらしい季節が始まる月。歌も夏から秋へ、がらっと趣が変わります。季節がひとつ進んでいく様子を、歌や話題を通してみんなで共有していきましょう。
また私の話ですが、毎年9月が一番出演が多い月です。理由は敬老会関係のイベントが多いから。これも9月の特徴ですね。
曲のマークの説明
(無印)…定番の曲。よく知られていてみんなで歌える曲。
チャレンジ曲…知っている・聞いたことはあるけど、歌うのは比較的難しいチャレンジ曲。司会者や伴奏者が曲をしっかりリードしないとウロウロしちゃうかも。
紹介曲…良い曲で歌いやすく、うたごえに向いている曲だけれど一般に知られていない曲。この分野のレパートリーを増やすことも、うたごえの楽しみのひとつ。
秋の訪れ
9月に入ると、夏から秋に季節が進んだのが明らかにわかります。それに関する歌もいろいろありますし、話題も歌も豊富です。
話題のヒント
「みなさんが『秋になったなぁ』と感じた事があったら教えてください」
「虫の声が聞かれるようになりましたね。どんな虫がないていましたか?」
「風も違うし空も高くなった感じ。やはり夏とは空気が変わりますね」
「夕方暗くなるのも早くなってきました」
こんな曲はいかがでしょう
- 小さい秋みつけた(晩秋の歌という説がありますか、曲名から話題につなげやすいので)
- 赤とんぼ
- 虫の声
- 故郷の空
- 埴生の宿(2番が秋)
- 誰もいない海
〈↓秋の夜長から連想〉
- あの町この町
- 家路(遠き山に日は落ちて)
- 秋の夜半
- 真夜中のギター
中秋の名月
中秋の名月の日は毎年変わります。2017年は10月4日なのですが、他の年は9月のことが多いです。
月の歌も多いですし、お月見の話題もできますね。
話題のヒント
「今年の十五夜は○月○日だそうです。晴れるといいですね」
「お月見ってされますか?お供えものする方はいらっしゃるかな?」
「やっぱりお月見はすすきとお団子ですかね。そういえばお団子っていろいろありますけど、どんなお団子が好きですか?」
「日本では、月の模様から月にうさぎがいると言われましたが、外国では○○と言われています」(月の写真を準備してみんなで見ながら)
こんな曲はいかがでしょう
- 月
- 十五夜お月さん
- 証城寺の狸囃子
- 月がとっても青いから
- 月の沙漠
- 月見草の花
- 炭坑節
- 荒城の月(2番が秋)
- チャンチキおけさチャレンジ曲
シルバーウィーク
9月は敬老の日、秋分の日と祝日が二つあります。この時期はシルバーウィークと言われたりしますね。
行楽にはいい季節です。お出かけにちなんだ歌も歌えますよ。
話題のヒント
「シルバーウィークで出かける方もいらっしゃるかしら?」
「彼岸花が咲き始めましたね」
こんな曲はいかがでしょう
- 野菊
- 高原列車は行く
- 湖畔の宿
- 遠くへ行きたい
- 旅人よ
台風
この時期は台風が心配です。地域では、台風はみんな共通の身近な話題です。
話題のヒント
「先週の台風はすごかったですね」
「今日はすごい雨と風!ところで、嵐が出てくる歌もあるんですよ」
こんな曲はいかがでしょう
- 旅の夜風(歌い出し:花も嵐も踏み越えて)
- ここに幸あり(歌い出し:嵐も吹けば雨も降る)
まとめ
今回は9月の話題と歌をまとめてみました。
春夏秋冬それぞれ季節の話題がありますが、私は秋の話題づくりが一番苦労します。秋って9〜11月の3ヶ月あるから長いんです。
何も考えないとずっと同じ歌ばっかりになっちゃうので、11月まで秋ということを少しでも意識しておくといいですよ。
9月の曲や話題など、他にも後で思いついたらこの記事に追記していきます!