こんにちは!うたごえ伴奏ピアニスト・音楽療法士の ひろせめぐみ( @megmeg0001)です。
音楽療法の現場に5年、うたごえ(=生の伴奏でみんなで歌う)は2012年から、年間250回プログラムをこなしているひろせめぐみが「音楽療法やうたごえの場で使える歌・話題あれこれ12ヶ月」と題して、月ごとに記事にまとめています。
今回は10月編をまとめてみました!季節の話題を中心に、それに関連する曲を紹介しています。
10月は何をするにもいい季節です。秋ならではの歌もたくさんあるので、そこから話題を広げてみましょう。
曲のマークの説明
(無印)…定番の曲。よく知られていてみんなで歌える曲。
チャレンジ曲…知っている・聞いたことはあるけど、歌うのは比較的難しいチャレンジ曲。司会者や伴奏者が曲をしっかりリードしないとウロウロしちゃうかも。
紹介曲…良い曲で歌いやすく、うたごえに向いている曲だけれど一般に知られていない曲。この分野のレパートリーを増やすことも、うたごえの楽しみのひとつ。
実りの秋・収穫の秋
秋は様々なものが実る季節ですね!秋の収穫に関する歌もあります。食べ物の話題はみんな共通なので、話を広げやすいです!
話題のヒント
「栗の季節になりました。今年はもう召し上がりましたか?」
「栗はどんな風に調理して食べるのがお好きですか?」
「今、スーパーにはりんごがたくさん並んでいます!」
「田んぼは、もう収穫が始まっているようです。」
「今まで見た案山子は、どんな案山子がありましたか?やっぱり顔はへのへのもへじなのかしら?」
こんな曲はいかがでしょう
- 里の秋
- りんごの唄
- りんごの独り言
- 津軽のふるさと
- 柿の木坂の家
- 案山子(山田の中の〜)
- 村祭り
- 小さな木の実紹介曲
- 案山子(さだまさし)チャレンジ曲
- 収穫の歌チャレンジ曲紹介曲
秋の赤いもの探し
秋は、赤いものを多く見かけます。歌を交えて秋の赤いもの探しを行っても面白いです。
話題のヒント
「秋に見られる赤いもの、何かあるでしょうか?」
「今日歩いていたら、真赤になったからすうりを見ましたよ」
「『りんごが赤くなると医者が青くなる』なんて言われたりしますね。りんごって健康にいいんですね」
「秋の赤いものを全部まとめた『まっかな秋』という歌があります」
こんな曲はいかがでしょう
- まっかな秋
- 赤とんぼ
- 紅葉
- りんごの唄
- 夕焼け小焼け
- 学生時代(歌い出し:つたの絡まる〜)
- 秋桜(赤ではないが、歌い出しの薄紅という言葉から連想)チャレンジ曲
鉄道記念日
毎年10月14日は鉄道記念日です!鉄道に関する歌はたくさんありますので、鉄道に関する歌を選ぶのもいいですね。
日本で初めて鉄道が開通したのは、1872年(明治5)6月12日の品川―横浜間であるが、これは仮営業で、新橋―横浜間29キロメートルの開通をみた同年10月14日、明治天皇の臨席のもと、新橋(のちの汐留(しおどめ)駅、1986年廃止)、横浜(現桜木町駅)両駅で盛大な開業式典が挙行され、翌日から正式営業に入った。これを記念して、1922年(大正11)国鉄では10月14日を鉄道記念日に制定した。
地域でのうたごえ向けですが、この「鉄のバイエル」という本に、いろんな駅の発車メロディが載っています!関東地方の方にはウケると思います。
「発車メロディクイズ」なんてやってみるのも面白いですよ!
自分で遊びで弾くだけでも楽しいです(笑)
話題のヒント
「10月14日は鉄道記念日だそうです」
「夜行列車ってだんだんなくなっているみたいですね」
こんな曲はいかがでしょう
- 鉄道唱歌
- 汽車
- 汽車ぽっぽ
- 線路は続くよどこまでも
- 高原列車は行く
- ああ上野駅
- 津軽海峡冬景色
- フニクリフニクラチャレンジ曲
- あずさ2号チャレンジ曲
まとめ
今回は10月の話題と歌をまとめてみました。
9月号でも書いたのですが、秋の話題づくりは計画性が必要です。
秋は9〜11月と3ヶ月あって長いので、上手に話題やネタを配分してくださいね。
高齢者施設などでは、からすうりや松ぼっくりなどを持って行くと、よりみんなで季節感を感じることができますよ。
10月の曲や話題など、他にも後で思いついたらこの記事に追記していきます!