こんにちは!ひろせめぐみ( @megmeg0001)です。
ローカル路線「只見線」をご存知の方はいらっしゃるでしょうか??
福島県会津若松市〜新潟県魚沼市を結ぶ絶景の路線です。
絶景の秘境路線であり、その風情と車窓から眺める破間川(あぶるまがわ)・只見川の渓谷美、それにマッチした新緑や紅葉が美しいことで知られ、行楽シーズンは混雑することもある。
「旅と鉄道」2016年5月号の「好きなJRローカル線ランキング(東日本編)」で1位に選ばれていたりと、多くの人に愛されている路線です。
でも実は…只見線は、2011年7月の新潟・福島豪雨で橋梁が流されて、一部不通になってしまったんですね。
当初は復旧工事が行われず、該当地域には「このまま廃線になるのではないか」と言われていました。
しかし復旧・存続の声があがり、復旧させるという方針が決まりました。
只見線の復興支援のために、様々な取り組みがされているのですが、うたごえ喫茶ともしびが協力して、「只見線復興支援うたごえ列車」をはしらせるという企画がありました!
東京の方も只見線うたごえ列車に参加できるようにと、喜多方観光バスさんの企画実施で1泊2日のツアーを開催しました。
私も、ともしびのアコーディオン伴奏者として、この企画に参加させていただきました。
この記事では「只見線復興支援うたごえ列車の旅」のレポートを書きました!
福島で歌について深めた1日目
1日目は、ともしびで歌っている歌について、福島にて学び深める1日でした。
福島駅で集合しました!多くの方が、東京から福島へ新幹線でいらっしゃったようです。
ここからバス移動。待ちきれずに早速歌い出す皆さん。
先輩アコーディオン伴奏者の中西たみこさんが、バスで伴奏しました!
まず向かったのは「古関裕而記念館」。古関裕而さんは福島の方なのですよね。
「高原列車は行く」、「長崎の鐘」、「鐘の鳴る丘」「栄冠は君に輝く」、東京五輪の「オリンピックマーチ」など、多くの名曲を作曲された方です。
記念館の中は写真が撮れなかったのですが、古関裕而さんの手書きの楽譜や多くの写真、曲にまつわるエピソードなどが展示されていました。
特に手書きの楽譜は見入ってしまいました。
記念館の1階にはロビーがあります。ともしび司会者の小川さんが記念館の方とお話して、このロビーで少しだけ、記念館にいらした皆さんと歌う時間にさせていただきました。
アコーディオンの伴奏で、「高原列車は行く」と「長崎の鐘」を歌いました!
古関裕而記念館をあとにして、再びバス移動です。今回のツアーは13名。グループ旅行のように、バスでは和気あいあいとお話が弾みました。
お話が落ち着いたら、ふたたび歌の時間になりました!私もバスでアコーディオン弾いてみました。初めての体験です。
バスは思った以上に揺れるし、揺れて左手のボタンは変なとこにズレるし、バスでのアコーディオン伴奏は難易度アップです。ともしびの先輩方は、皆さんこれを乗り越えて来たのね…!
バス移動の後は、お昼ごはんをいただきました!ともしびにいつも来てくださる皆さんと、いろいろお話できて良かったです。
昼食の後は、鶴ヶ城(会津若松城)の見学。
実は「荒城の月」という歌の歌碑がここにあるんですよ。
歌碑の前で「荒城の月」を皆さんと歌いました。
4番までしっかり歌い切りました!
ガイドさんが「歌碑の前で歌った方は初めてです」とおっしゃっていました!
見学の最後には、鶴ヶ城のゆるキャラ「お城ボくん」が見送ってくれましたよ。
鶴ヶ城を出たら、宿泊施設へ向かいます。
そのすぐ前に、今年できたばかりのワイナリーがあるとの情報をガイドさんからいただきました!
ワインとともに、すこし休憩。
宿泊する「ほっとぴあ新鶴」についたら、夕食です。
お食事をいただいた後は、うたごえ交流会!アコーディオン2台で伴奏しました!
ここで1日目は終了。福島で歌について学び深めた1日でした。
只見線うたごえ列車!2日目
2日目はメインイベント、只見線うたごえ列車です!
会津高田駅から乗ります。列車でご一緒する皆さんと記念写真。
ご挨拶されているのは、只見線うたごえ列車の実行委員長、横山さんです。
会津美里町のゆるキャラ「あいづじげん」くんも、見送りに来てくれました!
さあ、いよいよ列車に乗ります!ベンチシートの車両に皆さん乗りました!
アコーディオン伴奏は、ともしびの中西たみこ、ひろせめぐみです。
司会は、ともしびの吉田正勝。
そして、小川邦美子です!
車両の端と端で司会者がやりとりをしながら、進めて行きました!
時には伴奏者も移動しながら。
端と端で、目配りしながら弾きました!
途中で車窓にいい景色が広がります!
「絶景の秘境路線」と言われるだけあって、景色がとっても綺麗でした!
列車から撮ったこの写真も、そのまま絵になりそう!
途中で身体を動かしながら歌いました!
歌っているうちに、あっという間に「会津川口駅」に到着!
会津坂下町ゆるキャラの「バンビィ」くんが、お出迎えしてくれました!
只見線の車両。
乗った列車は2両編成でした!
到着した「会津川口駅」も、とても景色が良い駅でした!
ここからバスで移動し、沼沢湖畔へ向かいます。
こちらも景色のよい湖畔です。
お弁当食べました!なんだかピクニックに来たみたいだよ。
食べ終わったら、ここでもみんなで歌いました!
ともしびのツアーって「すきあらば歌うツアー」なんですね…!私、ともしびツアー参加は初めてだったからびっくりしたよ。
「青い山脈」「浜辺の歌」「赤とんぼ」を歌いました。
お昼を食べて、ふたたび列車に乗るために駅に戻ります!
実は、駅に戻るまでのバスの中でも歌いました。山道をはしるバスだったけど、アコーディオンで伴奏しました。
実は、中西たみこさんは、「何があるかわからないから、小さいアコーディオン持ってきた」って言っていたのですが、こういうことだったのですね…!
さあ、またここから列車に乗ります!
「青春」という踊る曲をリクエストいただきました。列車の中でも踊っておられました!
吉田さんも、手すりにつかまりながら踊っています!
揺れるところは、踏ん張ってアコーディオン弾きます!
下のこの写真はどういう場面かというと「歌っていたら車窓にいい景色が広がった!景色も見たいし歌も歌いたい!」という場面です。
道中、いろんな楽しいことがあった「うたごえ列車」。最後は拍手で終わりました!
まとめ
今回は「只見線復興支援うたごえ列車の旅」のレポートを書きました!
とても濃い2日間。この取り組みを記録したく、今回記事にしました。
実行委員の皆さま、只見線の皆さま、喜多方観光バスの皆さま、東京からご一緒した皆さま、この企画に関わってくださったすべての方に感謝します。
2021年の只見線全線開通に向けて、無事に復興することを祈っています。
また、ともしびの被災地支援や公演は、皆様からの「被災地にとどけ!歌の力 支援募金」の支援金をもとに開催しています。
支援くださった皆さま、本当にありがとうございました!
ともしびの被災地公演・支援は今後も続けていきます。被災地に歌の力を届けるために、皆さまのお力をいただけたら幸いです。
「被災地にとどけ!歌の力 支援募金」を、今後ともよろしくおねがいします。