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音楽療法やうたごえの場で歌のキーを変える時に使った5つの方法

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歌のキーを変える方法まとめ

こんにちは!うたごえ伴奏ピアニスト・音楽療法士の ひろせめぐみ( @megmeg0001) です。

音楽療法の現場やうたごえ(=生の伴奏でみんなで歌う)の場では、様々な歌を取り扱うことと思います。

その中で、楽譜そのままのキー(高さ)だと「高すぎる、もしくは低すぎる」と感じることはありませんか?

特に高齢者施設での音楽療法では、キーを下げることは必須と私は考えています。

元の歌の高さを変えることは「作曲者の意思に反するから反対」という意見もありますが、私は積極的にキーの変更はしています。

なぜなら「いらした方に気持ちよく歌っていただく」ということの優先順位を上に置いているからです。

キーを変更する方法も実はいろいろ方法があります

読者の方から「キーを変更するのに、ひろせさんはどうしていますか?」と質問をいただいたので、その答えを今回は記事にしました!

私が伴奏をするようになった2008年から、キー変更をするために経験したドタバタっぷりを、そのまま時系列にしてまとめてみました。

❶全部書き直す(手書き)

「これ、キー変えた方がいいやん」と思って一番最初に私がした方法は、紙の五線譜にキーを変更した楽譜を全部手書きする方法です。

メロディもコードも歌詞も全部書いていました。だって当時初心者の私は、そうしないと伴奏できなかったんだもの!

でも15曲くらいこの方法で書き直した頃、思いました。

めぐ
めんどくさすぎる…

音楽療法やうたごえの場での曲数は膨大です。すべて書きなおすのは時間的にも無理と思いました。

しかも、書き直した楽譜のキーが合わなかったら、また書き直さないといけないので、この方法は続きませんでした。

でも、この作業自体はすごく勉強にはなるので、伴奏をはじめた方は何曲かでも一度は経験しておいた方がいいと思っています。

❷全部書き直す(楽譜作成ソフト)

次にとった方法は、全部書き直すけど楽譜作成ソフトで作成するという方法。

これなら仕上がりも綺麗だし、後からキーを変えたくなってもボタンひとつでキー変更が可能!

「おお!これはいい!」と思いましたが、この方法も長く続きませんでした。

今と違ってパソコンを全然使えなかったし、操作もよくわからないので苦痛でした。(当時はiPhoneに夢中だったしね)

当時もMacBookを持っていましたが、分厚くて重いMacBookで持ち運ぶ感じではなかった上に、家は寝に帰るだけの場所だったので、自然にパソコンから遠のいてしまいました。

でも、パソコンが得意な人で扱う曲数の少ない方、これから音楽療法や地域のうたごえを始める方はこの方法も良いと思っています。

私は面倒なのでしませんが、私の周りでこの方法を使っている人は割といます。

❸電子ピアノの機能を使う

2010年から病院で音楽療法の時間を担当することになりました。そこにあるのは電子ピアノ。

この電子ピアノ「トランスポーズ」という機能がついているではありませんか?!

トランスポーズというのは、ボタンを押すだけで音が高くなったり低くなったり、キーの変更が簡単にできる機能です。カラオケに行く方はイメージしやすいと思います。

つまり、楽譜を書き直す作業をしなくていいんですよ!もうこの機能が便利すぎて、すぐにポチポチ操作してキーを下げていました。

なんて便利な機能なんだ…トランスポーズ最高!」と感動したのもつかの間。世の中そんなに甘くなかった(笑)

病院の仕事をはじめて4ヶ月たった頃、平行して高齢者施設で音楽療法を行うことになりました。

そこにあったのは生のピアノ。当然ながらトランスポーズ機能はありません

「必殺トランスポーズ!」の技が使えなくなった私。新たな方法を考えなければなりませんでした。

今、この機能を使っている方がいらしたら、将来的には使わないでもできる方法を考え始めてもいいかもしれませんね。

❹楽譜に赤ペンで音符とコードを書く

当時の私は病院と高齢者施設での仕事を始めたばかり。ゆっくり楽譜を書き直す時間もありませんでした。

そこで私がとった方法は、楽譜をコピーして赤ペンでメロディとコードを上から書き入れるという方法。

移調するために赤ペンで書き込み

赤ペンで書き込んだ例

これなら歌詞も書かなくていいし、家じゃなくても出先で作業できるしね!

実はこの方法が私は一番長くて、5~6年はこの方法をとっていました。

コピーした楽譜をいつも持ち歩いて、スキマ時間にちびちび書き込んでいました。

この方法は手軽だし、本当にオススメです!

めぐ
でも、その作業すら面倒になってきた私。

だんだん、メロディも全部書くのではなくフレーズのはじめだけ書きこんだり、もう簡単な曲は書き込みはコードだけで済ませることも増えてきました。

❺その場で移調

究極の理想形はこれですねー!キー変更の書き込みをしなくても、その場で移調(キーを変えること)しながら弾いてしまう

私はこれができる人がすごく羨ましくて、できるようになりたくて家でトレーニングしていました。

トレーニングと言っても難しいことではなく、④で紹介した「楽譜に赤で書き込む」前に、いきなりピアノで弾いてみるんです。

こうすると、どういうところでつまずくのか自分の傾向がわかります。つまずいたところだけ赤でメモします

これを繰り返すことでだんだん書き込みが減っていき、今はほとんどメモしなくても移調弾きできるようになりました!

まだまだ完璧ではないですが、作業しなくて良くなったのでものすごく楽になりました。

また「ちょっと低すぎたかな?」と思えば3番だけその場で高くしたりできるようになったので、伴奏の世界がグッと広がりました!

まとめ

今回は、キーを変更する方法をいろいろまとめてみました。私のドタバタを包み隠さず書きましたが(笑)参考になれば幸いです。

最初は全部書きなおしていたと書きましたが、実はこの方法は中〜上級者の方にはあまりオススメしません。

全部書き直すよりも短時間で移調できる方法を選んで、楽器を弾く時間を増やした方がいい!」と思っているからです。

特にピアノは指と耳で覚える面もあるので、たくさん弾いて覚えて慣れることが上達の近道と考えています。

それに毎回楽譜を書きなおしていたら、移調しながら弾くスキルも身についていかないですしね。

今までトランスポーズ機能を使っていた方も、いつかは使えなくなる日がきます(と脅してみる・笑)

ここで紹介した方法も参考にしつつ、徐々にレベルアップを目指してみてくださいね。

私のこれからの目標は「知っている曲なら、楽譜なしで全部のキーで弾けるようになること」です。

まだまだ先は長いけれど、楽しんで弾いていきたいと思います!

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  • この記事を書いた人
ひろせ めぐみ

ひろせ めぐみ

「『みんなで歌う』を人と社会に役立つ形に」をテーマに、地域での歌声喫茶(みんなで歌い楽しく集える場)の普及をめざすピアニスト。歌声喫茶ともしびなどで伴奏。音楽療法士。 ▶くわしいプロフィールチラシ・パンフレット用のプロフィール

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