無観客・生配信ライブに出演して感じたこと・学んだこと&次回予告！

こんにちは！ひろせめぐみ（ @megmeg0001）です。

2020年。新型コロナウイルスの影響であらゆるイベントが中止になりました。

私のメインの活動である、生の伴奏でみんなで歌う「歌声喫茶」も、2月下旬から様々なイベントや場がなくなりました。

その時の状況はこの記事にも書いています。

新宿の歌声喫茶ともしびも、緊急事態宣言を受けて、4月5日から5月31日まで休店となりました。（6月以降の状況は、ともしびのホームページでお知らせします）

外に出られない。人と会えない。普段以上に、人に対して懐疑心をもってしまうような場面も、いろんなメディアを通して見られました。

かつて、これほど人と人が分断されてきた時があったでしょうか。

歌声喫茶はみんなで歌い交わすという、完全リアルな「場の文化」です。それが今はかなわない。

うたごえ喫茶ともしび

今はできることが限られています。「でも、やれることからやっていこう」そんな気持ちになった時に、結城アンナさんからお声かけいただき「無観客・生配信ライブ」に出演させていただくことになりました。

配信で何ができるかなと戸惑いもありましたし、初めてのチャレンジでしたが、無事に「無観客・生配信ライブ」を大成功で終えることができました！

このページでは、ライブの様子、学んだこと、気づいたことをまとめました。

※最後に次のライブの次回予告を書きました！先に知りたい方はこちらへどうぞ。

ライブの様子

まずは、今回のライブの様子をお伝えします！

出演者

今回の出演者は二人。

ボーカルは結城アンナさん。ともしびの若者サークル「ぱれっと」のメンバーでもあります。

パワーがあって明るくて、でも深くて。アンナさん本当に素敵な歌声です。アンナさんのブログはこちらです！

ピアノ伴奏は私、ひろせめぐみ。

このピアノですが、なんと1921年製のスタインウェイなんですよ！とっても音がよく伸びて、きらびやかで、弾いていてすごく気持よかったです。

配信会場

今回、配信会場となったこの素敵なピアノがあるライブハウスは「GRAPES KITASANDO」さん。

本来は、ワインとお料理、そして上質な音楽を楽しめる素敵なライブハウスなのですが、やはり新型コロナウイルスの影響で、通常の営業ができなくなってしまったそうです。

皆さんと音楽をともにする機会がなくなってしまった。そこで新たな取り組みとして、GRAPES KITASANDOさんが始められた「無観客・生配信ライブ」

その挑戦に感銘を受けた結城アンナさんが、今回のライブに出演者することを決め、私にお声かけくださいました。

ライブの写真・一部の動画

ライブは大成功！有料チケット制のライブでしたが、なんと28名の方がライブを聴きにアクセスくださいました！

ライブ会場での照明やカメラワークも本当に素敵で、観てくださる方、出演者の私たちの気分を上げてくださいました！

こんなにアップで映ってたなんて、あとでアーカイブ見るまで知らなかったよ(笑)

ここで、特別にライブの動画を一部お見せします！

結城アンナさんのオリジナル曲「hon-ne」です。

曲目

今回のライブでお届けした曲はこちら。

今回のテーマは「おうちで懐メロを」。歌声喫茶にいらしていたお客様もチケット買ってくださったし、幅広い世代の方に楽しんでいただきたくて、このような曲目にしました。

コメント差し入れありがとうございます！

今回のライブ、配信中はコメントもいただけるようになっていました。

差し入れも配信中にいただけるようになっていて、観てくださった方からワインやパスタや様々なおつまみの差し入れをいただきました。

めぐ

本当にありがとうございます。

差し入れは、ライブが終わったあとにゆっくりいただきました！

コメントもたくさんいただいて、私自身どれだけ励まされ、多くの方から力をいただいたことでしょうか。

めぐ

とても励まされました。もう本当に感謝しかないです。

感じたこと・学んだこと

この配信ライブに出演して感じたこと・学んだことです。

文化があってこその人間

いま自粛自粛の世の中で、外出もできません。

私は「生きるってことは、安全なところで食べて寝るだけじゃないんだな」というのを感じました。

音楽、文化、芸術がなかったとしても、人は生物としては生きていけるかもしれません。でもきっと生きている心地がしないでしょう。

「心が動く、心が弾む、心に響く」そんな瞬間ってすごく人間らしいなと思いました。生きるチカラになります。

今はテクノロジーの進化で、自宅でもいろんな文化を楽しめる手段が増えています。それはいいことだなぁと思うのです。

ひとつのものを共有する喜び

個人で楽しめる文化があることもすごく素敵ですが、みんなでその楽しみを共有すると喜びが倍増すること、ありませんか？

たとえば食事。みんなで一緒に「美味しいね」と言いながら食事をすると、なぜかもっと美味しくなる。

新型コロナウイルスの影響で人と人が分断されてしまっている今、ひとつのものをみんなで楽しむ機会がなくなってしまいました。

でも今回の生配信ライブで、同じ時間にひとつの音楽を楽しめる喜びを思い出しました。こんなにも尊い時間だったんですね。

ライブ配信は一方通行ではなかった

歌声喫茶は、双方向のやりとりが醍醐味です。「ライブ配信」ってすごく一方通行のイメージが強くて不安だったのですが、そんなことはなかったです。

コメント欄や、ライブ後にたくさん感想を頂きました。またそれだけでなく、私達には見えないけれど同じ時間にそれぞれの場所でいろんなことが起こっていました。

「一緒に歌いました」「歌に合わせてギター弾いた」「壁たたいてリズムとって遊んだ」など。

決して一方通行ではなかったんですね。離れていてもみんなでひとつの音楽を楽しみ心が合わさる感覚。

今、どこでなにが起こっているのかを想像するのもなんだか楽しいです。つながっている感じがします。

あと、オンラインの良さとして遠く離れた長崎からも配信を見てくれました。ありがたいです。距離をこえられるのもライブ配信の良さですね。

まとめ

聴いてくださった皆様、コメント・差し入れ・投げ銭くださった方、お世話になった会場の「GRAPES KITASANDO」さま、そして今回、声をかけてくれたシンガーの結城アンナさん、本当にありがとうございました。

結城アンナさんは、なんと今回がワンマンライブのデビューだったそうです！

私もちょっとチャレンジ。「こそハモピアニスト」デビューしました。あ、ピアノ弾きながらこっそりハーモニーつけるってことです。勝手につくった言葉です(笑)

これやってみるとなかなかのチャレンジで、自分でハードル上げたのに数日間はずっとハモリパートにうなされてました(笑)それも含めてとてもいい経験でした。

次回予告

なんと！好評につき第2回のライブ出演が決まりました！

2020年5月31日(日)13:30〜14:40です。

こちらのページで詳しくご案内しています！