こんにちは。ひろせめぐみ( @megmeg0001)です。
一日お休みをいただきましたが、ずっと今後の活動をどうしていくか考えていました。
【業務連絡】明日7/22(水)は、ひろせめぐみ業をお休みします。この日にいただいたご連絡は、7/23(木)以降に順にお返事させていただきます。(このあたりで、一日しっかり休んだほうが良さそうだぞ?!という予感がしてるため^^)
— ひろせめぐみ@毎週木14時〜15時は歌声喫茶の名曲を一緒に歌おう!配信 (@megmeg0001) July 21, 2020
最近はずっと「作業」という仕事に追われていましたが、時間があくと「今後の活動」について頭から離れなくて。考えざるを得なかったです。
特に考えたかったのは、私が立ち上げた歌の集い「健康歌声サロン」について。
月曜日(月2〜4回)と木曜日(月2〜3回)、8年間休まず開催していましたが、2020年3月からお休みにしていました。
5月末に緊急事態宣言が解除されて2ヶ月。経済活動が動き、政府の方針でイベントの開催も可能となった今、改めて開催するのかどうかを考えなければなりません。
この時、私のなかで3つの選択肢で大きく揺れていました。
- 感染予防対策を万全にした上で、歌う会を行う
- 歌以外で集まる会を行う
- 会を開催しない
実は6月末から1ヶ月間、「歌わないで集う会」を10名限定で6回開催し、皆さんの近況や今のお気持ちをお聞きしました。
また、開催・中止の判断もいろんな方に相談させていただきました。地域の高齢福祉の状況もリサーチし、ウイルスの情報も集めた上で考えました。
結果「2020年12月まで、月・木曜日の健康歌声サロンはすべて中止。歌以外で集まることもしない」という決断をしました。
なぜ「開催しない」と決断したのか
新型コロナウイルスの厄介なところは、ふたつの顔があるところです。
「感染していても無症状」の人もいれば、ウイルスが牙をむいて急速に重症化していく人もいます。ご高齢の方や持病がある方は悪化する率が上がります。
加えてこのウイルスは潜伏期間が長く、また「症状が出る前から感染力が強い」という話は、みなさんも聞いたことがあると思います。
週に何度か新宿に出かけている私。感染には充分に気をつけていますが、出かけている限り感染リスクは0ではありません。
「もし自分が感染していたら…」という緊張は常にあります。
また、地域でご一緒に集っていた皆様は70〜80代のご高齢の方です。
あまり考えたくありませんが、最悪の事態を想定して「私が(あるいは別のところから)、感染したウイルスをそこで知らないうちに広げてしまうかもしれない。そのウイルスが牙をむくかもしれない」と考えました。
私の事務所の損害額は100万円を超えましたが、失われた100万円はあとでいくらでも取り戻せます。でも人の命は戻ってこないんです。
他の歌のサークルとくらべてかなり悲観的な考えかもしれません。でも今は安心と安全が一番だと考えました。
また「いま『年内まで中止』と決めなくても。そのつど様子を見るのでもいいのでは」という声もありました。
「様子を見て毎月判断する」というのも考えましたが、先が見えない中、何度も何度も「やる・やらない」の判断をしていかなくてはならないのは、私も関わるスタッフも大きなストレスになります。
毎月消耗してしまうよりは、いったん「やらない」と決めて舵をきったほうが、腹をくくって前に進めると判断しました。
これからも状況は変わっていくでしょうが、ワクチンができたり、社会的にも心から安心できるようになるまでは、感染の不安は完全には消えないと思います。
実は7月中に開催した「歌わないで集う会」では、再会を喜ぶ皆さんの表情を見て「しっかり対策して、またみんなで集ったほうがいいのではないか」と大きく心が揺れました。
だから余計に、今回の「年内は中止」の決断は苦しかったです。
とても悔しいし、誰も悪くないし、自然が相手だからこの気持ちをぶつけるところがありません。
でも、だからこそ。前に進むための力をたくわえるため、今後の活動をしっかりとつくっていくために、今決断する必要がありました。
また悔しかった一方で、決断したあとはホッとした自分がいたのも事実でした。
今後の活動の5つの方針
今後のひろせめぐみの活動について、5つの方針を立てました。
- 木曜日の「歌声喫茶の名曲を一緒に歌おう!」の配信を良いものにしていく
- 木曜日の配信を広める&参加する方法をお伝えする
- 出演以外の事業で、ひろせめぐみ音楽事務所を存続させるための資金を確保していく
- その事業は、できるだけ歌声喫茶業界全体の発展につながるようなものにする
- 私の活動の原点でもあり、所属させていただいている「うたごえ喫茶ともしび」存続のための活動に参加する
ちなみに私は、木曜日の配信は「歌声喫茶」とは別物と考えています。配信は「リアル歌声喫茶の劣化版」ではなく、全く新しいコンテンツという考えです。
心に歌を忘れないように。こんな時だからこそ穏やかに朗らかに、未来に希望をもって一緒にこの状況を乗り越えていくための配信です。
まとめ
地域で歌声喫茶の活動をされている皆さん、先の見えない中で不安な毎日をおくられていることと思います。
必ず終わりは来ます。
焦らないこと。メディアの情報や周りの雰囲気に流されないこと。
感染を広げないことと、自分が関わる活動を両立させていくこと。
4〜5月は国の方針が明確にありましたが、世の中が動き出した今は置かれている状況がそれぞれ違うのだから、自分達でしっかり考えて判断していきたいですね。
また皆さんと密になって集い、楽しく歌い会える日を夢見て、今できることを考えて動いていきたいと思います。
さいごに。先にも書きましたが、毎週木曜日には、「歌声喫茶の名曲を一緒に歌おう!」のライブ配信を行っています!
こちらは無料でどなたでもご覧いただけますので、ぜひご参加くださいね。