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歌って脳トレーニングや歌体操をする時に参考になるおすすめの本を4つ紹介するよ!

こんにちは!うたごえ伴奏ピアニスト・音楽療法士の ひろせめぐみ( @megmeg0001)です。

地域で歌の集まりを開催されているところは、高齢の方が参加されているところも多いかなと思います。

そのような場で、歌を使った脳トレーニングや歌体操を取り入れるところが増えてきました。

めぐ
脳トレも歌体操も、一人よりみんなで取り組むと楽しいですよね

せっかく皆さん家から出かけて集まったので、こういう機会は大事にしたい!

いいチャンスなので、私も健康長寿へつながる取り組みとして、みんなで楽しく指や身体を動かす時間をつくっています。

この記事では、そのような活動を取り入れる時に私が参考にしている本を4つ紹介しますね!

参考にしている本の共通点

まずは本の紹介の前に、本の選び方をご紹介します。

歌を使った取り組みに関する書籍は私も今までいろいろ買いましたが、ずっと使っているものは共通点があることがわかりました!

  1. めざす内容が一致している
  2. 現場で活動する人が書いている
  3. 取り組みの目的が書いてある

これらについて説明していきますね!

①めざす内容が一致している

自分がめざすところと、本がめざしているところが一致している本がやはり役に立ちました。まあ、当たり前と言えば当たり前なんですが(笑)

例えば私の場合だと、単なる「歌あそびの本」よりも「健康寿命を伸ばすための取り組みの本」という風に、方向性がバッチリそろっているものを選ぶようにしています。

希望しているものが本屋さんになくても、インターネットで探せばけっこう出てきますよ!

②現場で活動する人が書いている

音楽活動の本も、ピアノ伴奏の本とかも、現場で活動している人が書いた本を選ぶようにしています。

なので、著者プロフィールは必ず確認するようにしています!

めぐ
現場からの視点で書かれた本は、やっぱりすぐに現場で使えるものが多いです。

「当たりの本」を選ぶ確率を上げるためには、現場で活動している人が書いた本を選ぶのがコツです

③取り組みの目的が書いてある

それぞれの活動の「目的」が書いてある本を選んでいます

例えば「この活動に取り組むと、○○がよく動くので○○になる」とか、しっかり書いてあるものが重宝します。

単純に「勉強になるから」というのもありますが「何のためにこれに取り組むのか」を自分が知って「これは良いことだ!」とわかると、自信を持って紹介したり活動を提供できますね。

また状況によっては、取り組みの目的を丁寧に参加者に伝えることも大事だと思っています。そうすると、参加する人も「○○のためにやっているんだ!」とわかって、取り組むモチベーションが上がるからです。

提供する方も「活動の目的」という本質を理解していると、取り組みをアレンジした時も、目的がブレないで済みます。

それでは、ここから私がよく参考にしている本を紹介しますね!

お年寄りの音楽療法の手引き

2007年発行の本なので、紹介されている曲は少し古いですが、この本の情報量はすごいです!

半分以上は文章ですが、理論、心構え、現場で体験した話、それぞれの活動が何のために取り組むのかが丁寧に書かれています。

とくに、参加者の方を思いやった心構えや考え方はとても勉強になることが多く、音楽療法のみならず、歌声喫茶や地域での歌の集まりに活かしたいことがたくさんあります。

また、曲の資料、話題のヒント、歌あそびなど、すぐに使えるネタも豊富です。

全部読むのはちょっと時間がかかりますが、ぜひ手元に置いて都度見返したい一冊です。

高齢者のための楽しい音楽レクリエーション

イラストがたくさんあり、パラパラと眺めるだけでもとても勉強になる本です。

音楽で「心・頭・身体」の活性化をすることを軸にしているのでわかりやすいです。そして現場で明日から使えるネタが満載です!

ピアノ伴奏のCDがついていたり、歌詞集を巻末に掲載していたり、活動の振り返りをするのに便利なテンプレートがついていたり。

「現場で使う」ことに、とことんこだわって作られているのがわかります。

高齢者の音楽レクリエーション

株式会社Leaf音楽療法センターというところが発行した本で、現場で活躍されている音楽療法士の知恵がたくさんつまっています。

イラストも豊富で、全ページカラー!ネタの種類も豊富で、この本を参考にしながら自分でもアレンジしていけばネタ切れで困ることはなさそうです!

また、医学博士である加藤俊徳先生のコメントも随所にあり、勉強になります。

めぐ
実は、私も加藤先生にお会いしたことがあります!2016年にテレビ東京で脳トレーニングの特集があり、私の活動が紹介されました。その時に加藤先生とご一緒したんですよ。

歌あそび・歌体操12ヶ月80種

この本は、今まで紹介した3冊と違うところがあります。

他の3冊は、高齢者施設での音楽活動を想定していた本でしたが、この本は完全に地域での介護予防を目的とした音楽活動について紹介しています

地域での歌の集まりを行う方は、まずはこの本がオススメです!

介護予防のプログラムづくりに必要なことや、その目的に沿った活動それぞれの説明が、とてもわかりやすくまとめられています。

介護予防を目的とした活動もたっぷり紹介されていますし、12ヵ月それぞれの月ごとに曲や話題のヒントも豊富に載っています。

まとめ

今回は、歌って脳トレーニングや歌体操をする時に参考にしているオススメの本を4つ紹介しました!

どれも、私にとって大当たりの本!自信を持ってオススメできるものばかりです。

ぜひ、気になったものから購入されて参考にされてみてくださいね!

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めぐ
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ひろせ めぐみ

ひろせ めぐみ

歌声喫茶ともしびなどで伴奏しているピアニスト・アコーディオニスト。歌声喫茶とは、生の伴奏で司会者のリードのもとみんなで歌う飲食店です。 また、私個人の活動として地域で歌声喫茶をモチーフにした「居場所・出場所づくり」を行っています。 活動の中で得た学び・気づきをブログで公開。お客様も関わる人も、みんなが幸せになりながら社会全体が発展する歌声喫茶のあり方を模索しています。

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